レンタルCD・DVDを返し忘れてしまったら多額の請求が!全額支払う必要はあるのか!?

レンタルCD・DVD
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映画プロメテウス
映画プロメテウス

映画「プロメテウス」のDVD、Blu-rayが2013年1月9日にレンタル開始されました。

日本公開日は2012年08月24日(金)でしたから4ヶ月と17日でのレンタル開始ですね。

邦画ですと映画「るろうに剣心」が2012年12月26日にレンタル開始されました。

2012年08月25日(土)の公開ですので4ヶ月と2日です。

いずれもレンタルランキングで上位に顔を見せている人気の最新作ですが、邦画も洋画もだいたいスクリーンの封切りから4ヶ月程度でレンタル開始されるんですね。

見たかったのに映画館にいけなかったというときはレンタル開始の日付をチェックしておくとよいかもしれません。

ところで、CDやDVDをレンタルしたものの、返却することを忘れて随分期間が過ぎてしまったということはありませんか。

借りた日にはしっかり2泊3日と覚えていたのにいつの間にかすっかり期間がすぎてしまったという経験がある人も多いと思います。

気づいたのが2日過ぎだったという場合、そのレンタルショップの延滞料金がDVD1枚あたり300円だったとすれば600円の延滞金を支払えば済みます。
それでも当初の想定よりも高くついてしまうので悔しいものですよね。

では、すっかり忘れてしまって長期間が過ぎてしまった場合はどうなるのでしょうか。

1年以上も過ぎた頃に、レンタルショップから請求書が届いて金額に驚いたというケースもあるようです。

1日あたり300円の延滞料で、400日が経過したということで、12万円もの請求金額に達しています。
これは本当に12万円も支払わなければならないのでしょうか。

正解は、請求金額の全額12万円を支払う必要はありません。

もちろん、全く支払う必要がないというわけでもありません。
CD・DVDの価格、それからレンタルの実績などを考慮した、適性な損害金については支払う義務があります。

民法上、CD・DVDレンタルは賃貸借契約(民法601条)にあたります。
賃貸借契約において、借主が賃借物を返却期間に返さなければ、借主は損害賠償責任を負います(民法415条損害賠償請求権)。

当事者間で損害賠償の額を予定した場合には、原則としてその予定額を賠償しなければなりません(民法420条1項)。

ですから、この場合、そのレンタルショップが規約で定める通り12万円を支払わなければならないことになります。

しかしながら、延滞料の規定は「消費者契約法」という法律で、適正かつ妥当な金額に抑えられることになっています。

民法 、商法 (明治三十二年法律第四十八号)その他の法律の公の秩序に関しない規定の適用による場合に比し、消費者の権利を制限し、又は消費者の義務を加重する消費者契約の条項であって、民法第一条第二項 に規定する基本原則に反して消費者の利益を一方的に害するものは、無効とする。

消費者契約法10条は、事業者と消費者との間に情報・交渉力に格差があることを考慮して、延滞料金の規約が通常の損害賠償よりも消費者にとって不利で、消費者の利益を一方的に害する場合には、その規約を無効とします。

具体的には、レンタルショップがCD・DVDを返却してもらえなかったことにより、得られなかった利益の限度が通常の損害賠償と考えられるので、レンタルショップの実質的な損害と比較すればよいのです。

まずレンタルショップは1年以上も放置しておかずに早期に返却要請することができましたし、もしレンタルCD・DVDが返却されなくとも、新しく同じCD・DVDを購入すれば、返却してもらった場合と同じ利益を得られるようになります。

つまり、レンタルショップによるCD・DVDの再購入価格が、賠償金を算定する際の目安になるわけです。

そうなると、CD・DVDの価格からして1000円~10000円程度の範囲内になるでしょう。
12万円という請求金額はこの実質的な損害よりもはるかに高額ですから、消費者にとって不利で、利益を一方的に害するといえ、消費者契約法10条によって無効になります。

レンタルショップによってはこの法律にのっとって1ヶ月を超える延滞は買い取り扱いとして、商品の価格に手数料などを加味した金額を定めているところもあるようです。

実際に支払うのは商品の価格が限度と覚えておけば返却を長期間忘れてしまっても慌てることはなくなりますね。
もっとも忘れずに期限内に返却するのが一番です。

映画るろうに剣心
映画るろうに剣心

ちなみに映画るろうに剣心は和月伸宏の同名人気コミックス(往年の週刊少年ジャンプの名作)を、主演に佐藤健、ヒロインに武井咲を迎えて実写映画化したアクション映画です。

原作を読んでいなくても話はわかるようになっていますが、コミックスで扱うストーリーのボリュームを再構成して相当量凝縮しているのでコミックスを読んでから見たほうが楽しめますね。

鵜堂刃衛などは最初の方に出てきたキャラクターなので読んだことがある人も忘れてしまっていることもあるでしょう。
吉川晃司が異様な不気味さと狂気を巧みに演じています。

漫画の中の現実離れした動きをリアルに実写化している点が評価されているようですね。


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peco

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